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[Excel]VLOOKUP関数で「エラー」や「0」を表示せず空白を返す方法

[エクセル]重複と空白を除いたデータ数をカウントする エクセル

エクセルでデータを集計する際、VLOOKUP関数を使用すると空白で返してほしいところに「エラー(#N/A)」や「0」と表示されて困ったことはないでしょうか。

セルに「エラー(#N/A)」や「0」が入ることで正しく集計できなくなってしまうことを防ぐため、VLOOKUP関数で対応するデータのないセルには空白を返すようにする方法ご紹介します。

この記事でわかること

VLOOKUP関数で対応する値がない場合、「エラー」や「0」を表示せずに空白を返す方法

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この記事が役に立つ状況の例

例:VLOOKUP関数を使用した時、「エラー(#N/A)」や「0」を返したくない。

VLOOKUP関数でエラーや0が出る

完成イメージ

完成イメージがこちらです。

vlookup関数でエラーや0を空白で返す

リストに値段の入っていない「いちご」と、そもそもリストに入っていない「もも」の値段に空白を返すことができました。

使用した関数

使用した関数は以下の2つです。

  • IFERROR
  • &

この2つの関数を組み合わせることで、リストにないデータや、値の入っていないデータで空白を返すようにすることができます。

関数の書き方

=IFERROR(VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,FALSE),””)&””

VLOOKUP関数をIFERROR関数で挟み、最後に&””を入力します。

なぜそうなるかの解説

=IFERROR(VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,FALSE),””)&””を分解してみる。

IFERROR関数だけを使った時と、&””だけを使った時でそれぞれ結果を見比べてみましょう。

空白を返す方法分解

D列にはIFERROR関数だけを組み込み、I列には&””だけを組み込んで結果を見比べてみました。

IFERROR関数だけを組み込んだ結果

リストにない「もも」については空白を返しましたが、値段が入っていない「いちご」には「0」が残っています。

IFERROR関数はリストにないものがエラー(#N/A)で返される場合にのみ有効でした。

&””だけを組み込んだ結果

リストに値段が入っていない「いちご」については空白を返しましたが、リストにない「もも」はエラー(#N/A)が返されました。

IFERROR関数と&””を組み合わせた結果

上記の結果を2つ組み合わせることで、リストにないものも、値段の入っていないものも空白で返すことができました。

データの集計に不要な値が入ることは望ましくありませんので、状況に応じて必要な関数を入力することを心がけましょう。

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