エクセルで、シート名をセルに表示させたいということはないでしょうか?
数枚のシートだけであれば手入力でも良いかもしれませんが、複数のシートがある場合は面倒くさいですよね。
そこで、関数を使ってシート名を表示する方法をご紹介したいとおもいます。
この記事でわかること
シート名を抽出してセルに表示する方法
この記事が役に立つ状況の例
例:エクセルで作成した表のタイトルにシート名を表示したい

完成イメージ
完成イメージがこちらです。

シート名がセルに表示されました。
使用した関数
使用した関数は以下の4つです。
- RIGHT
- CELL
- LEN
- FIND
この4つの関数を組み合わせることで、シート名を抽出してセルに表示させることができます。
関数の書き方
=RIGHT(CELL(“filename”,A1),LEN(CELL(“filename”,A1))-FIND(“]”,CELL(“filename”,A1)))
どのセルにシート名を表示させるとしても、入力する関数は上記の通り一定です。
なぜそうなるかの解説
=RIGHT(CELL(“filename”,A1),LEN(CELL(“filename”,A1))-FIND(“]”,CELL(“filename”,A1)))を分解してみる。
この関数の構造は、CELL関数にてファイル名を抽出し、そのファイル名からRIGHT関数にてシート名部分を抽出するようになっています。
CELL関数で抽出する「ファイル名」の構造は次のようになっています。
filename:フォルダパス[ブック名]シート名
この中で、今回抽出して表示させたいのは右端にある「シート名」ですので、これをRIGHT関数で抽出するという構造になっています。
ファイル名の中で、ブック名は必ず「[ ]」で囲われていますので、これをFIND関数を使うことで文字数を指定しています。
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