エクセルを使っていて、関数の計算結果にエラー値が出て困ったことはないでしょうか?
この記事ではエラー値の意味と対処法をまとめております。
エクセルの計算結果のエラー値の意味と対処法
#DIV/0!の意味は?
「#DIV/0!」は、割り算の式で分母が0のときに発生するエラーです。

四則演算のルールでは数字を0で割ることはできませんので、Microsoft Excelでは#DIV/0!と表示されます。
「DIV」は割り算を英語で表した「division」の頭3文字で、「/0」は分母が0であることを示しています。
#DIV/0!になってしまう場合の対応策
分母が0になる可能性がある場合、計算結果を表示するセルの関数を次のように入力してみましょう。
=IFERROR(分子/分母,0)

このようにすると、分母が0の計算でも計算結果には「0」と返されます。
#VALUEの意味は?
「#VALUE」は、入力した関数に問題があるときに発生するエラーです。

#VALUEになってしまう場合の対応策
計算式にスペースが入ってしまっていたり、「円」などの単位が直接入力されている部分がないか確認してみましょう。
#REFの意味は?
「#REF」は、関数が無効なセルを参照しているときに発生するエラーです。

関数を入力した後に参照先のセルが含まれる列や行が削除された場合などに発生します。
「REF」は参照を英語で表したときの「reference」の頭3文字です。
#REFになってしまう場合の対応策
削除してしまった参照先のセルを復活させるか、関数を再度見直しましょう。

#NAME?の意味は?
「#NAME?」は、エクセルに存在しない関数を入力しているときに発生するエラーです。

NAME?はそのまま「関数名正しい?」のように聞かれているイメージですね。
#NAMEになってしまう場合の対応策
入力した関数のスペルが正しいか確認してみましょう。

#NULL!の意味は?
「#NULL」は、正しくない範囲演算子が関数に入力されているときに発生するエラーです。

「NULL」は「存在しない」という意味の英語です。
#NULLになってしまう場合の対応策
入力した関数の範囲について記述が正しいか確認しましょう。

コメント